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2月10日(月曜日)に開催された「第32回芦原科学賞贈呈式」に出席しました。
芦原科学賞は、(公財)かがわ産業支援財団が、高松市出身の故芦原義重関西電力株式会社名誉会長からの寄附金を基金として、香川県内の産業技術の高度化および産業の振興に寄与することを目的に、自然科学系分野において優秀な研究成果をあげた個人や団体などに授与している賞です。
「芦原科学大賞」を受賞された、株式会社レクザムの4人の方は、眼鏡レンズの度数の高速・高精度な測定や、複雑な度数分布の遠近両用レンズの測定、眼に有害とされる紫外線やブルーライト透過率の測定も可能なオートレンズメータを開発し、アイケア技術の高度化やヘルスケア産業の発展に大きく貢献されました。
「芦原科学功労賞」を受賞された、三菱電機株式会社・三菱電機エンジニアリング株式会社の7人の方は、世界最速かつ国内規格の最高スペックである気中直流高速度遮断器を開発し、機器の小型化や設備費用の低減、電力系統の安全性および信頼性の向上に大きく貢献されました。
「芦原科学奨励賞」を受賞された、プロテノバ株式会社の4人の方は、次世代型抗体医薬の分離精製に使用できる高機能性抗体結合タンパク質の開発に成功し、新たな次世代型抗体医薬の開発や製造の効率化、製造コストの低減に大きく貢献されました。
このような、各分野の課題解決に資する素晴らしい技術が、日本はもとより世界中に、今後広がっていくことを期待しています。
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