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公開日:2025年6月17日

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「磯の生き物観察講座(さぬき市)」を開催しました!

タイトル

観察写真 集合写真

  • 日時 令和7年5月25日(日)14:00~16:00
  • 会場 津田公民館北山分館及びその周辺海岸(さぬき市津田町津田)
  • 講師 幸池麻美氏(かがわ里海ガイド)
  • 講師アシスタント 安井里香氏(かがわ里海ガイド)、中村まなみ氏(かがわ里海ガイド)

 5月25日(日)、津田公民館北山分館付近の海岸にて「磯の生き物観察講座」を開催し、大人と子ども合わせて18名が受講しました。本講座では、海辺の生き物観察を通して、香川の磯の生き物の生態について学びました。
 はじめに講師の幸池先生より、ヒョウモンダコなどの危険な生き物に触れないこと、岩場で足を滑らせないように注意すること、熱中症への対策について説明がありました。その後、公民館前でライフジャケットを装着し、海岸へ出発しました。

開始前 開始前の講師

〈生き物観察〉
 岩場ではイソギンチャクやウニ、水際ではヤドカリ、ナマコ、クモヒトデ、カニなどが見つかり、子どもも大人も夢中で観察を行いました。岩をのけて生き物を探したり、水中の生物に興味を持って講師に質問する様子が多く見られ、写真でしか見たことのないような珍しい生き物に出会うなど、充実した時間となりました。また、グループごとに採取した生き物を観察し、自分のお気に入りの生き物を発表する時間もありました。赤ちゃんタコや、ドロアワモチと呼ばれる珍しい生き物も発見され、講師からはタコの個体数が減少しているという現状についてのお話も聞くことができました。観察後はすべての生き物を元の場所に返しました。

観察中 生き物

〈振り返り〉
 公民館に戻り、感想の発表を行いました。子どもたちからは「クモヒトデにあえて嬉しかった」、大学生からは「子どもたちの観察眼の鋭さに驚いた」といった声がありました。講師からは、生物指標にある種の存在が水質の目安となるという説明がありました。今回の海岸では該当する指標生物は少なかったものの、多様な生き物が確認できました。今回の講座は、自然への関心を高めるとともに、環境保全について考えるきっかけとなる有意義な体験となりました。
 講座終了後のアンケートでは、「様々な種類の生き物を知れて楽しかった」「小さい子供から大人まで、楽しく瀬戸内の海の豊かさを体験することができた」などの感想がありました。

振り返り1 振り返り2

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