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香川県内の配合飼料メーカーは、東かがわ市のオールイン・ワン(株)と、坂出市の日和産業(株)の2か所で、輸入トウモロコシ等の原材料を家畜の種類や生育時期、使用目的に応じて必要な栄養素を含むよう調製・配合した飼料を生産されています。
畜産コースが配合飼料の製造工程と流通状況を学ぶため坂出市の日和産業(株)を訪問し研修を行いました。
日和産業(株)は鶏用(採卵用とブロイラー用)と豚用の配合飼料を製造されています。四国内には県内の2工場を含め3工場がありますが、四国内生産量の約半分を製造する工場です。最近は飼料効率と環境対策に配慮した配合飼料として飼料のデンプンをα化(のり化)して、消化しやすく糞の量を減らすことができるEPクランブル製品の製造を増やしているとのことでした。
今年の1年生は1名だけですが、工場長をはじめ担当の皆様から詳しい説明と意見交換をさせていただき、2時間程度ではありましたが、たいへん有意義な時間を過ごすことができました。
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