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かがわDX Lab*では、官民が連携し、社会課題解決につながる新たなサービス創出に向けて取り組んでいます。
令和6年8月に「循環型農法を活用した地域活性化ワーキンググループ(WG)」を設置し、循環型農法(アクアポニックス**)を活用し、農水産物の生産から雇用創出や教育等、多方面からの「魅力あふれる香川県」づくりに取り組んでいます。
WG設置からこれまでの間、行政が有する廃校の利活用や栽培品目の選定などについて検討を進め、このたび、WGの幹事団体である、総合不動産管理業の株式会社穴吹ハウジングサービス(本社:香川県高松市/代表取締役社長 新宮章弘)において、株式会社プラントフォーム(本社:新潟県長岡市/代表取締役CEO 山本祐二)と提携し、令和7年4月15日(火曜日)に旧さぬき北幼稚園内(香川県さぬき市)に、アクアポニックスを活用した循環型農法による陸上養殖×水耕栽培施設の建設に着工します。
今後、施設整備を進めるとともに、施設を活用した農福連携の実現可能性や食育プログラムの造成、多様な働き方の実現などについて実証を進めていきます。
*香川県内を一つの生活圏として、デジタルによる地域課題解決を通じたまちづくりに取組む官民共創のコミュニティで、令和4年4月に設置。
**水産養殖(魚の養殖)と水耕栽培を掛け合わせた新しい農業手法
魚の排泄物を、水中のバクテリアを介して植物の栄養に変換し、この養分を吸収させて植物を育てます。養分吸収後の水は植物によって浄化され、再び養殖水槽に戻す循環型の農法により、水を捨てずに陸上養殖と水耕栽培を実現させます。排水を行わないため、外部環境を破壊するリスクが少なく、水の使用量は従来の農業と比較して9割以上削減が可能です。
「イチゴ」「コチョウザメ」
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